~たくさんの経験~
帰国にむけて ① スタインウェイコンクール
いよいよドイツ生活最後の挑戦の日がやってきました。
曲目は ベートーヴェンの「Allegretto Hess69(c‐moll)」、
イベールの「水売りの女」。
場所はハンブルク市内のスタインウェイ本店の「ホロヴィッツザール」
という小さなコンサートホールです。ホールの外で順番待ちなので
前の演奏者の演奏は聴けませんが扉から漏れてくる演奏はすごく
上手そうに聴こえてきます。
いよいよ名前を呼ばれ、同行して下さったズスリン先生と共に入室。
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♥は今までで最高の演奏をしてくれました。ズスリン先生の表情も
柔らかい☺
♥は「気持ちよかった! 出て良かった~!」 最高の気分を味わ
えた様子でした。
本選には進めず、残念な結果に終わりましたが、「自分の中では
今までの中で最高の演奏ができたから満足。」という♥の言葉に、
ドイツ生活の締めくくりができたような気持ちになりました。
帰国にむけて ② パーティ
2012年11月末。後数日でドイツともお別れです。
9月に8歳になった♥は引っ越し準備やコンクールなどで
忙しく過ごしていたので、まだお誕生会を開いて
いませんでした。最後に出来るだけ沢山のお友達を
呼んで盛大にバースデー兼お別れパーティをすること
にしました。
前半はお誕生会の部。後半はお別れ会の部。
招待するのはクラスメート10人とその親。
みんな来てくれるかなあ・・
子供達の両親+兄弟、担任の先生も来ていただくことに。
手作りの食事、セッティングなど、一世一代の大イベント
です。幼稚園の先生が助っ人に駆けつけてくれることに
なりました。
帰国にむけて ② パーティ お誕生会の部
車で15分くらいのところにサーカスがあります。
そこで子供たちは2~3時間プロの指導を受け、
その後ステージで披露する・・。
子供たちは朝集合してもらい、ステージはお昼から。
その間に私たちは近くの教会の集会所で後半の
お別れ会の準備に取り掛かりました。
料理は一人でがんばりましたが、ケーキは幼稚園の
先生が引き受けてくれました。パパは力仕事。
あっという間にサーカスのステージの時間。
子供たちのご両親も集合しました。
可愛い衣装に着替えた子供たちはほんの数時間の
練習とは思えない楽しい演技を繰り広げてくれました。
帰国にむけて ② パーティ お別れ会の部
サーカスの舞台も無事に終わり、いよいよクライマックスのお別れ
パーティ会場へ。
単なる食事&おしゃべりパーティではなくOsumi Familyらしい
締めくくりを・・。
ということで、音楽会を企画しました。招待したお友達に
「何か演奏を・・」と依頼したところ、予想以上の友達が手を
挙げてくれたのでした。ピアノ、バイオリン、ギター、リコーダー、
と素晴らしいプログラムです。最後に私たちの家族が出演しました。
♥のピアノソロに続きパパの独唱(実はパパはワグネル出身で
声だけは好い)、最後に♥と私の連弾で締めくくりました。
5年間のドイツ生活に別れを告げ、いよいよ日本の生活のスタートです!
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