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目指すもの

今日は少し真面目なお話。
あっという間に三月。来月はもう入学、新学年です。新たな節目を迎え、ピアノ教室を探していらっしゃるご家庭もあるかと思います。教室を決定するポイントはいくつもあると思います。教室の評判、生徒数、場所、お月謝etc... 中でも一番大切なのは、やはりご本人と(子供さんの場合は)その保護者様、そして指導者のピアノに対する考え方がある程度一致しているということではないでしょうか。なのでここでもう一度、私の目指すレッスンについてお話ししたいと思います。
なぜ、ピアノを習うのか。大人の方の場合は、自身がピアノが好き、弾けるようになりたい、あの曲が弾きたい、など答えは出ていると思いますが、小さいお子さんの場合はやはり本人だけでなくご両親の希望が大きく影響すると思います。ピアノを習うことによって何を得ようとしているのか。
例えば人前で歌ったり踊ったりするのが大好きなので、そういう場を作ってあげたい、また逆にとても内気で人見知りなので、もう少し積極的になってほしい、と思うなら発表会の充実している教室がいいでしょう。ピアノソロだけでなく、生徒さん同士で音楽劇や歌も取り入れた楽しい発表会を開催される教室もあります。
ピアノを通してこれから経験するであろう様々な困難を乗り越えていく力を付けさせたいと願うならコンクール出場を目指す教室がいいと思います。コンクールは親子二人三脚で目標に向かって日々練習に励み、精神をも鍛えることができます。その経験によって向上心、集中力、自信などを得ることができると思います。大人になって子供時代を振り返ったとき、「私はあんなに頑張れたんだ」という自信を持つことができるでしょう。
大隅ピアノ教室は・・。
何らかの困難に直面した時に「ピアノを弾いてちょっと一息入れよう」「ピアノを弾いていると全てを忘れることができる」といったピアノが逃げ場のような位置づけになってくれればいいな、と考えています。これってちょっと甘いようですが結構大変なことなんですよ。ピアノに逃げたのに譜読みでストレスが余計に溜まったり、汚い音で余計に神経を逆撫でしないためには、小さい時からのきちんとした練習が大切です。決して適当にレッスンに通うだけでは得ることのできない高い目標だと思います。ピアノを弾くことで気持ちをリセットしたりリラックスしたり。また、一つの音にこだわって集中している間、少し現実から離れたり・・。そうなるためにはやはり努力が必要です。でもその努力の甲斐あってピアノと仲良くなれれば、一生ピアノは裏切らず傍にいてくれるはずです。そんな目標に向かって一緒にがんばりたいな、と日々思いながらレッスンをしています。

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