少なすぎる・・

私は5歳からピアノを始めました。 親戚が使わなくなったアップライトピアノをくれたの で、じゃあ習いに行こうか？程度の動機で両親も特に 音楽の知識もありませんでした。 「練習は毎日しなさいよ」とだけ言われ、20～30分 ぐらいは触っていました。 あの頃はたぶん、まだ今のような豊富な教材はなく、 バイエルとメトードローズをやったのを覚えていま す。　　音符カードなどをやった記憶もありません が、特に譜読みに苦労した覚えはありません。 なので音大を卒業してピアノを教え始めた頃はまだ、 教材研究もせず取り敢えずバイエルとメトードローズ で教え始めました。大学で教え方を習ったことはな く、今思えば最初の頃の生徒さん達には悪いことした なあ・・と思っています。でも、初期の生徒さんたち は、譜読みにはそんなに苦労する子はいなかったよう な気がします。 スポンサードリンク その後、いろんな指導法の講座、有名な先生のセミナ ーなどに足を運び、溢れんばかりの教材があることを 知りました。 数ある教材の中から私は導入には樹原涼子先生の「ピ アノランド」を使用しています。 プレピアノランドで色々準備をしてから、「弾く」教 材に入っていきます。「ド」の音だけで最初から両手 奏。 連弾の先生パートは和音もお洒落で子供達も気に入っ てくれてます。でも3冊目あたりから結構苦労し始め るんですよね。見開き1ページで1曲のみ。次をめく るとまたステップアップした課題になります。 考えて見ればバイエル上下とメトードローズ上下。ブ ルグミュラーに入る前に膨大な練習曲の数です。 確かにバイエルもメトードローズもお洒落でもなけれ ば楽しくもない。でもあれだけ弾かされれば譜読みも 自然と身に付くよなあ…。 ピアノランドだけでは少なすぎるので私はいろんな教 材を併用しています。生徒さんのタイプや年齢によっ て、「オルガン・ピアノの本」や呉暁先生の「ピアノ 教本」、バーナムも使います。 それにしてもまだまだ足りない。やっぱりバイエルや メトードローズがいいのかしら・・？

他の先生方はどんな教材をつかってらっしゃるのから？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　この教材がいいよ～、というのがあれば教えて ください！