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日本における西洋音楽の始まり⑥

原智恵子

今回はショパン国際コンクールに日本人で初めて出場したピアニスト、原智恵子さんについて。

1914年、神戸生まれ。7歳からピアノを始めましたが、才能を発揮、13歳で渡仏、パリ国立音楽院で学び、最優秀で卒業しました。帰国後の日比谷公会堂での演奏会は話題になったようです。

1937年、第3回ショパン国際ピアノコンクールに参加。結果は15位でしたが、この結果に聴衆が憤慨したため、「聴衆賞」が送られました。

戦中戦後、日本を代表するピアニストとして活躍しました。

1度目の結婚は破局しましたが、1959年に2度目の結婚。お相手は世界的に有名なチェロの巨匠「カサド」です。以後、ヨーロッパを中心にソリストとしてだけでなく、カサドとのデュオで活躍しました。カサドとの死別後、フィレンツェで1969年から1990年まで「カサド国際チェロコンクール」を主催しました。

1990年に帰国、その後2001年に逝去。

 

詳しくは「原智恵子 伝説のピアニスト」という本が出ています。

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