清水和音さんによる三大ピアノコンチェルト。 1 ベートーヴェン第5番「皇帝」 2 チャイコフスキー第1番 3 ラフマニノフ第2番 これを続けて演奏するとは・・! しかも私が聴いた演奏会は18時半から始まる追加公演で、実はその前に同日14時から同じ演目で開催されているのです。...
2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』のオープニングテーマ曲。 反田恭平さんの美しいピアノに「おお!!」となりました。 とても耳心地が良くて、1回聞いただけなのに、なんか知ってる曲のような気持になり、 終わるころには「あれ?ラフマニノフ?」って思いました。...
今年(2024年)アニヴァーサリーを迎える作曲家は? ・スメタナ (生誕200年 没後140年) ・ブルックナー (生誕200年) ・リムスキー・コルサコフ (生誕180年) ・モシュコフスキー (生誕170年) ・シェーンベルク (生誕150年) ・ホルスト (生誕150年) ・カバレフスキー (生誕120年) ・團伊玖磨 (生誕100年) ・ブルグミュラー (没後150年)...
1500年頃にイタリアで生まれたチェンバロは、鍵盤が並んでいて見た目はピアノに非常に近いものです。しかし、音を出す仕組みは全く違います。 チェンバロは鍵盤を押すと、取り付けられている爪が弦をはじいて音を出すのです。 その為、音を長く保つことが難しく、また強弱の変化にも乏しいものでした。...
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(Hildegard von Bingen) 19世紀以前、もっと古い時代にも活躍した女性作曲家がいます。 Hildegard von Bingenは1098年(1099?)に生まれ、1179年に亡くなったドイツの修道女、作曲家、詩人、医師、神秘家です。 彼女が修道院で生まれたころの中世ドイツは、神聖ローマ帝国の統治下にありました。...
今回は同世代のファニー・メンデルスゾーンとルイーズ・ファランクを比較してみようと思います。 共通点: 1.音楽の才能:両者とも作曲家として成功を収め、男性中心の音楽界で自身の才能を証明した。 2.家族の影響:両者の家族は音楽家や芸術家として有名で、音楽的な環境の中で成長した。 相違点:...
ルイーズ・ファランク(Louise Farrenc) ルイーズ・ファランク(1804~1875)はフランスの作曲家、ピアニスト、教育者です。...
.ファニー・メンデルスゾーン(Fanny Mendelssohn) ファニー・メンデルスゾーン(1805~1847)はフェリックス・メンデルスゾーンの姉です。 幼少期から音楽の才能を発揮し、ピアノ演奏家としても活躍しました。 ファニーは自身の作品を数多く創りましたが、この時代には女性作曲家としての評価が難しかったため、多くの作品は、後に評価されることとなりました。...
クララ・シューマン(Clara Schumann) 女性作曲家、と言って一番に思い浮かぶのは、やはりクララ・シューマンですね。 クララ・シューマン(1819~1896)は、19世紀のドイツの作曲家で、ピアニストでもありました。彼女はロマン派音楽の時代に活動し、その才能ある作曲と演奏で知られています。 幼い頃から音楽の才能を発揮し、ピアノの演奏技術を磨きました。...
1.近年ではクラシック音楽界において多くの女性作曲家が評価され、活躍の場を広げていますが、歴史的には名を残している作曲家のほとんどが男性です。それはどうしてでしょうか? 1.当時の社会構造 全てにおいて男性が主導権を握っており、それは芸術分野においても言えることだった。女性が作曲家として認知される機会が限られていたと言える。...