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日本における西洋音楽の始まり⑦

三浦環

日本人初のオペラ歌手。

1884年、東京生まれ。幼い時から日本舞踊や長唄で才能を発揮し、上野の東京音楽大学に入学しました。1913年に医師の三浦氏と結婚し、夫のドイツ留学に伴ってベルリンへ渡ります。しかし第一次世界大戦の戦火を逃れるため、イギリスへ移住しました。ここで、オペラ歌手としての才能が認められ、日本人初の世界デビューを果たします。

ロンドンの「ロイヤル・オペラ・ハウス」での「マダム・バタフライ」で大成功を収めたのちニューヨークへ渡り、「メトロポリタン歌劇場」のステージにも立ち、プリマドンナとして活躍し続け、マダム・バタフライ出演2000回の記録を達成しました。

 

マダム・バタフライの作曲者、プッチーニから「最高のマダム・バタフライだ」と絶賛あれたといいます。長崎のグラバー園には三浦環は扮する「蝶々さん」の銅像が建っています。

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