3.どうしてピアノを習うといろいろな能力が身に付くのか?
これに関して論じている本は最近たくさん出回っていますので、興味のある方は一度本屋さんで探してみてください。そんなの面倒臭い!と思われる方のために、ここで簡単にお話しておきます。
ピアノを弾くには、楽譜を見て音符を理解する、イメージを膨らませる、指を動かす、音を聴く・・・といった様々な力が必要です。それだけでも目、頭、耳、手を同時に動かす複合的な力の訓練をすることになり、脳を刺激します。
また、ピアノを習っていると発表会等のステージ経験をすることになります。この経験はそれらの力をより鍛えることができる他、目標に向かって練習計画を立てる「計画力」や、将来社会に出たときに要求される、日頃の練習の成果を大事な場面で発揮できる「本番力」を養う絶好のチャンスとなります。
また、音楽をやっていると、英語の子音やリズムの聞き分けが上手になるとも聞いたことがあります。
それからもう一つ。
「高齢者にとって楽器演奏などの趣味・好奇心を持つことは、認知症のリスクを低下させ、健康的な脳の維持によい」ということです。
ピアノの上手下手よりも「ピアノが好き。楽しい!」といった幸福度が高いほど、脳の健康にリスクを与えるストレスを緩和させる効果があるそうです。
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