今日3月1日はポーランドの作曲家フレデリック・ショパンの213回目の誕生日です。
(1810/3/1~1849/10/17 39歳没)
学生時代にバラード1番に初めて取り組んだときは、その美しさ、悲しさ、激しさに衝撃を受けました。今、この年になってもう一度弾いてみたい曲No.1がこの曲です。
ピアノ曲にバラードというジャンルを初めて確立したのがショパンです。まずCの音のみで力強く始まる衝撃的な序奏。左右のユニゾンで極めてシンプルで優美でありながら、のちに続く悲劇を暗示するかのようです。そのあとに穏やかなメロディーと、激しく揺れ動く感情が何度も交差して出てきます。
とはいえ、ショパンは音によって具体的なイメージを表現することには興味がなく、あくまでも抽象的に表現したということです。
その点ではシューマンをはじめとするロマン派の作曲家とは異なりますね。
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