今日3月2日はチェコの作曲家ベドルジハ・スメタナの199回目の誕生日です。
(1824/3/2~1884/5/12 60歳 没)
チェコの作曲家と言えば、まず名前を挙げられるのは国際的にはドヴォルザーク。でも祖国チェコにおいては、チェコ音楽の祖としてスメタナは広く知られています。というのも、当時チェコはオーストリア=ハンガリー帝国によって支配されており、スメタナは独立国家への願望やチェコ民族主義と密接に関係する「国民楽派」を発展させた先駆者だからです。
代表作「わが祖国」はチェコの歴史、伝説、風景を壮大に描写した作品で、特に第2曲「ヴァルタヴァ(モルダウ)」が有名です。
スメタナの人生は波乱万丈でした。
授かった4人の子供のうち3人を幼少時に亡くし、50歳ごろからは聴力を失いました。それでも作曲を続けましたが、1884年、精神状態が悪化し、精神病院に入院するとそのまま亡くなってしましました。
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