今日はドイツの作曲家、フェルデナント・バイエルの217回目の誕生日です。
(1806/7/25~1863/5/14 56歳 没)
バイエルといえば「ピアノ入門」の教則本。
今でこそ、数多くのピアノ導入の教則本が出版され、バイエルはその選択肢の1つですが、西洋音楽が日本に入ってきた当時はこの教本が唯一のピアノ学習の手段でした。
明治13年(1880年)にはじめて音楽取調掛(現在の東京芸大)に赴任したメーソン(アメリカ人)によって輸入されました。それ以来、ピアノ導入の教本の定番として愛され、「バイエル」=「初歩・入門」という概念が定着し、「えいごのバイエル」「お絵描きバイエル」なんて使われ方もします。
でも、この教本は海外ではあまり知られておらず、今も使われているのは日本と韓国くらいだそうです。
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